【府労連ニュース2021№3 2021.6.18】(人事局長団体交渉)

2021夏季闘争・最終回答

主要課題の解決へ人事委員会要請も

給与制度改善等、引き続き追求

 2021夏季闘争は、昨年来の新型コロナウイルス感染症蔓延の影響を受け、制約のあるなかでの取り組みとなりました。6月4日に提出した要求書に基づき、三役を中心とした事務折衝の後、18日には人事局長との団体交渉に臨み最終回答を受理しました。
 府労連は、労使慣行、人事委員会勧告制度に係る基本認識、一時金支給などの回答を受け、三役会議で今季闘争の到達点と継続課題を整理し、闘争を終結するとの見解をとりまとめて職場論議に付すことを決定し、6月24日に開催する第1回中央委員会で態度決定を行います。

今季闘争では、給与改善と定年引上げを大きく取り上げ主張してきました。
①会計年度任用職員の給与改善
 2020年12月公表の総務省調査結果で、47都道府県中「常勤職員の給料表を基礎としないのは大阪府のみ、職務経験等の要素を考慮しないのは大阪府を含む2団体のみ」であることが判明した。総務省は「異なる取扱いを行っている団体は適切な措置を講ずること」と助言していることから、早急な見直しが迫られている。
 この点を繰り返し改善するよう主張してきた。回答は「財政状況や国・他府県の取扱いを踏まえ、適切なものとなるよう検討」とされ、前回より一歩前進したものと思料する。「会計年度」である限り、次年度は改善ベースでの任用となるよう、内部検討と協議の加速にむけて取り組む。
②再任用職員の給料月額
 特に、行政職給料表等が適用される再任用職員の給料月額に問題がある。府の再任用制度は2002年度からスタートした。当時は国・他府県と比較しても遜色のないものであったが、2006年度から国全体で給与構造改革が実施されるにあたり、新2級(現在の1級)の金額を国の新3級と新2級の中間の額とするとの提案を受け妥結した経過がある。その後、2011年度から強行された大阪府版給与構造改革に係る提案で、現1級の額を同格の国2級と同額にするとされた。さらに提案には、新2級の金額を国・他府県には存在しない「中間の額」を存置する内容が含まれていた。これにより2級は「半落ち」、3級以降は「一段落ち」のまま現在まで放置されている。また当時、公民比較に基づかず、国・他府県との均衡を逸脱した給与構造改革提案内容をそのまま勧告した大阪府人事委員会の責任も重い。
 この「被害」にあっているのは、行政職・医療職(二)(三)・技能労務職の各給料表適用者で、公民較差は職員全体に等しく反映されるべきである。府労連の要求は「中間の額」を抜き去り、当たり前の金額に置き直すことである。
③その他
 【他府県勤務者の地域手当】府内は2019勧告の実施で11.8%まで引き上げられたが、他府県勤務の職員は出向先の支給割合とされていることに問題がある。また、東京事務所や中央省庁に勤務する職員は、国制度が20%のところ16%にとされていることは不合理である。
 【一時金の職務段階別加算】2006年度からの国全体の給与構造改革で、国家公務員は3級(主任・府2級)から支給されている。府は「副主査の職務・職責に変更が生じたものではない」と回答するが、国の主任も何ら職務・職責に変更はない。1990年導入当時の交渉では、国でのカバー率を勘案して現行内容で決着しているが、現在はそれを大きく下回っている。
④定年の段階的引上げ
 定年延長に係る地方公務員法改正法案が6月4日に参議院本会議で可決成立した。職員のライフプラン設計に係る重要事項であり、早急な提案協議を要求してきたが、具体的日程は示されなかった。府労連は、公務労協と構成組織の上部団体とも連携し、総務省による条例準則等の提示と人事院等での規則改正に向けた動きを加速させるとともに、引き続き府に対して早急な提案協議を求める。
 また、新規要求や構成組織から問題提起のあった、①給料表の歪さからくる給料の調整額(調整基本額)の上厚下薄の是正、②長時間労働の是正と在庁時間・在校等時間の徹底把握、③システム改修等による事務の効率化と業務軽減、④治療と仕事の両立支援策の拡充、⑤感染症防止対策の徹底、⑥確実な代替職員の確保、⑦労働条件に密接に関わる職員採用等に係る説明などを求めてきた。

 今季闘争では、知事部局での、①人事評価制度に係る職員アンケートと検証の実施、②フレックスタイム制度の今年度中の導入、③インフルエンザワクチン接種費用の地共済助成などについて回答がありました。
 府労連は、夏時期に開催される大阪府人事委員会との意見交換会で主要課題に係る要請を行うとともに、来る秋季年末闘争(確定闘争)にむけて構成組織内での検討・論議を継続します。
詳細は、職場に配布している機関紙「府労連ニュース№3 2021.6.18」を参照ください。

【府労連ニュース2021№2 2021.6.10】(夏季要求提出・第1回事務折衝)

 人事評価・非常勤待遇・定年延長ほか課題解決にむけ

府労連夏季闘争 6月4日に要求書提出

18日をヤマ場に折衝重ねる

 新型コロナウイルス感染症蔓延による非常事態宣言が発出されるなか、府労連は、各構成組織の協力で第71回定期大会議案を確認し、2021年度夏季闘争方針を決定しました。
 今季闘争の最大の課題は「2016年から見直された役職対応関係を総務省ガイドラインに戻させ、給料月額を引き上げる人事委員会勧告を働きかけるとともに、大阪府に対しその完全実施を迫ること」です。
 夏季闘争では、勧告制度に対する府当局の基本的な姿勢を確認するとともに、「総合的人事制度の構築」「人事評価制度の給与反映問題」をはじめとした重要課題とともに、「非常勤職員の待遇改善」や「定年の引き上げ」など今年度中に決着をはかるべき課題の前進に向けて取り組みを強めます。

 【6月4日要求書提出】要求書提出に際し、府労連執行委員長は「今年度はこれまでの重点項目に加え、定年引き上げのほか重要課題が存在する。また、コロナ禍での感染防止対策をはじめとした健康管理体制の強化や、技能労務職員の採用に係る説明など、要求・要望は多岐にわたり、それぞれに誠意ある回答を求める」とした。
 要求書提出を受けた府総務部長は「コロナ禍において府民の生活と安全を第一に業務を進めるにあたり、当該部局のみならず全庁をあげた応援体制を構築するため、職員には苦労をおかけしている。要求事項はいずれも勤務条件に関する重要なものと存じており、人事局長を窓口に十分に協議する」と応えた。
 【6月10日事務折衝内容】一時金は6月30日支給へ
 夏季闘争は最終交渉日を6月18日とし、10日の事務折衝では要求項目全般のやり取りを行った。
 府当局からは、条例に基づく期末・勤勉手当の6月30日支給や、インフルエンザワクチン接種費用の地共済助成の検討などについて考え方が示された。
 府労連書記長からは要求項目のうち、①労使慣行、②再任用職員の給料月額、③非常勤職員の給与、④他府県勤務者の地域手当、⑤職務段階別加算の年齢撤廃、⑥定年延長に係る協議促進、⑦コロナ禍における人員の在り方、⑧時代にマッチしたシステム運用、⑨感染症対策などについて府当局の見解を求めた。
 各構成組織からは、①職員採用(特に船舶職)に係る説明(府従)、②在校等時間の精確な把握をはじめとした長時間労働の是正(大阪教組)、③短時間勤務制度の導入検討と病後の時短勤務期間の拡充等(自治労府職)、④代替要員の確実な確保(大阪教組)等で見解を求めた。
 府労連執行委員長は「18日の最終回答に向け、本日のやり取りを踏まえてさらに検討を求める」として事務折衝を締めくくった。
 府労連は引き続き粘り強い折衝を重ねます。

詳細は、職場に配布している機関紙「府労連ニュース№2 2021.6.10」を参照ください。

機関紙「自治労府職」2021年6月8日№703(ワクチン接種職免、定年延長法案ほか)

府当局 新型コロナ対策の服務取扱い提案

府職員のワクチン接種は職免

副反応の療養も、必要な日または時間

 大阪府当局は6月2日、5月27日に発出された総務省通知(地方公務員についての新型コロナワクチン接種に係る考え方について)を踏まえ、府労連に対しワクチン接種・副反応に係る服務の取扱いを提案しました。
 内容は、ワクチン接種と副反応で療養する必要がある場合は、必要な日または時間を職免対応とするもので、実施日は国内で接種が始まった2月17日に遡及されます。これまでの間に医療従事者等として、年休等でワクチン接種した職員については職免に振り替えることとし、原則として確認書類等は要しないことを確認しました。
 府労連は予備交渉段階から提案内容を検討、夏季要求項目でもあり即時実施させる必要があると判断し、提案日同日に府当局に了承する旨の態度表明を行いました。

親族付添い時等、柔軟対応を追求

府労連夏季闘争で交渉継続

 なお、服務の取扱いについては、付添いを要する親族がワクチン接種を受ける場合も含めた柔軟な対応を求める声も集約しており、他の予防接種についても同様の取扱いを求める必要があると判断し、6月4日に提出した夏季要求に基づき交渉を継続します。

公務員の定年65歳へ法案成立

2023年度から段階的実施、条例整備が急務

 公務員の定年引上げ等を措置する「国家公務員法等の一部を改正する法律案」と「地方公務員法の一部を改正する法律案」はともに6月4日、参議院本会議で可決、成立しました。
 同日、公務公共サービス労働組合協議会(公務労協)は事務局長談話を発し、今後、国会審議経過と附帯決議等を活かした制度の確立と地方自治体での条例整備等とともに、職員の定年に関して公務員法が適用されない独立行政法人と公共民間職場での定年引上げが喫緊の課題として、引き続き職場環境の整備と労働条件の確保・向上等にむけた対応に全力をあげるとしています。
【地公法案附帯決議の主な内容】
・地方公共団体で関係条例の整備が確実に行われるよう国として最大限の対応を行うこと。
・すべての世代の職員のワーク・ライフ・バランスの確保など地方公務員の働き方改革の一層の推進に向け努力すること。非常勤職員と常勤職員との給与・手当等の格差をなくすための処遇の改善等に一層努力すること。
・定年引き上げ期間での新規採用継続や、職員希望に基づく暫定再任用職員のため必要な配慮を行うこと。大規模災害や新型コロナウイルス感染症対策で明らかとなった課題を踏まえ、超勤縮減に資する等のため、将来にわたり必要となる定員確保に関し技術的助言等を行うこと。
・定年前再任用短時間勤務の選択は職員希望によるものであり、任命権者による恣意的・一方的な適用とならないよう必要な措置を講じること。
・高齢者部分休業について、すべての地方公共団体で職員の取得を可能とするよう、関係条例の整備が早急かつ確実になされるよう必要な支援を行うこと。
・新型コロナウイルス感染症対策など住民の命と暮らしを守るため日々職務に従事している職員の安全確保と、安心して職務遂行できる環境整備に向けて、必要な支援を行うこと、等。

歩いて、学んで、健康づくり、ご参加ください

連合大阪結成30周年記念スタンプラリー

 連合大阪は結成30周年記念事業の一つとして「大阪の労働運動史をめぐるスタンプラリー」を7月31日までの期間限定で実施しています。このスタンプラリーは、北は箕面市の「連合大阪の森」から南は泉南市の「泉南りんくう公園」まで、大阪府内30カ所に設定している労働運動の史跡やゆかりの地をめぐりながら、その歴史を学ぼうというもの。
 スタンプラリー参加には、スマートフォンにアプリ「aruku&」をダウンロードして参加登録してください。そのあと、史跡めぐりやアプリ上に現れるユニオニオンのミッションを達成して獲得する「ユニオニオンスタンプカード」で、さまざまな賞品に応募できます。スタンプラリーでウォーキング。日頃の運動不足解消にうってつけ。また家族で参加すればコミュニケーションも深まります。歩いて学んで健康増進、ぜひ参加してください。

※詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№703」を参照ください。

機関紙「自治労府職」2021年5月13日№702(万博推進局ほか)

 万博推進局設置で大阪府から提案

労働条件の改悪は許さない

職員に不利益生じないよう追求

 
 4月28日、自治労府職は府人事局から「万博推進局(仮称)の設置に伴う職員の給与・勤務条件について」の提案を受けました。これは、2021年2月府議会定例会での「大阪府及び大阪市における一体的な行政運営の推進に関する条例」の可決と、この間の副首都推進本部会議での論議を踏まえたものです。
 これまでも大阪府と大阪市で、副首都推進局・IR推進局・大阪港湾局が共同設置されてきました。地方自治法の規定で、それぞれの共同設置規約が定められ、府・市のどちらが職員を選任するかで、給与・勤務条件に変更が生じます。現状は、IR推進局の職員を大阪府が、副首都推進局と大阪港湾局の職員を大阪市が選任し、今回提案の万博推進局は大阪市が、予定されている都市計画局は大阪府が職員を選任するとしています。
 給与・勤務条件は、そのほぼすべてが選任した側の規定に基づくものとなります。改めて、大阪市が職員を選任した場合の勤務条件の特徴的な差異等を確認すると、大阪府と大阪市の労働条件には多岐にわたり差異があります。


自治労府職の取り組み

 5月12日に人事当局から府市の労働条件の差異について追加説明を受けました。休暇や福利厚生関係で差異があり、現行制度で予定を立てている職員にとっては、いつ設立されるかによって、その予定が狂わされることとなります。共同設置で市に選任される職員に対する本人同意の確認は必要ないと人事局は説明していますが、職員の不利益を最大限払拭するため、引き続き交渉を重ねます。

国家公務員

65歳定年へ国会審議中

 
 国家公務員の定年を現在の60歳から65歳に段階的に引き上げる「国家公務員法改正案」が4月27日に衆議院で可決され、今通常国会で成立する見通しとなっています。
 法案は、国家公務員一般職の定年を2023年4月から2年ごとに1歳ずつ引き上げ31年度に65歳とするもので、60歳以降の給与は当分の間、それまでの7割とされています。なお、定年が65歳となる31年度までに60歳前後の給与水準が連続的なものとなるよう、60歳までの昇任・昇格や昇給の基準、俸給表などを検討し、賃金カーブをなだらかにする措置を講ずるとしています。
 また、60歳に達した日以後に定年前の退職を選択した職員が不利にならないよう、当分の間、「定年」を理由とする退職と同様に退職手当を算定することや、60歳以降、定年前に退職した職員が短時間勤務を選べる仕組みも設けるとしました。
 地方公務員も国家公務員に準ずる方向とされています。
 公務労協は今後、衆議院で未審議の「地方公務員法の一部を改正する法律案」を含めた速やかな審議と採決をめざして国会対策に全力を挙げるとしました。

※詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№702」を参照ください。


機関紙「自治労府職」2021年4月21日№701(就学給付ほか)

メーデー参加はライブ中継の視聴で

 連合大阪主催の第92回大阪地方メーデーは、新型コロナウイルスの感染が再び拡大してきたことから、第4回メーデー実行委員会で議論された結果、「発言者のみの登壇・参集による開催」と「WEB形式」を併用する『ハイブリッド型』で実施することが確認されました。
 昨年もコロナ禍によりWEB等を活用した開催となり、組合員が大規模に参集する従来形式のメーデーは2年連続で困難となっています。
 コロナ禍を理由にした解雇や雇い止めなど、経済情勢悪化のしわ寄せはいつも労働者であり、メーデー宣言(案)では、『今こそ心をひとつに、分断から連帯へ。支え合い・助け合いと共生の社会の実現を。私たちが先頭に立って、働く仲間をまもり、笑顔のために感謝と思いやりの絆をつなぎ、希望あふれる未来を切り拓いていこう。』と力強く訴えています。
◎組合員の皆さんには、5月1日の土曜日、10時から放映のライブ中継視聴をお願いします。

組合員の子どもさんが満6歳か12歳になったら

就学給付請求を忘れずに!

 自治労府職本部への 集約日5月10日(月)
 各単組・支部・分会を通じて、自治労府職共済の『就学給付』請求を集約中です。
該当の組合員の皆さんは、お忘れなく、職場・分会の組合役員、各単組・支部の役員、または、本部・福利厚生部までお問い合わせください。

人事院 4月下旬から6月下旬に実施

昨年はコロナ禍で大幅な遅れ

民間給与実態調査の骨格示す

人事院は4月15日、本年の民間給与実態調査に関する方針が固まったとして、公務労協賃金・労働条件専門委員会にその骨格を示し、内容について質疑が行われました。
1 調査期間 
 4月26日(月)~6月22日(火)の58日間 ※コロナ禍に伴う企業担当者の出勤体制を想定し、調査を早期にはじめ、期間をより長く設定
2 調査対象事業所 
 ・企業規模50人以上でかつ事業所規模50人以上の母集団事業所数約5万4200所から層化無作為抽出法により抽出した約1万1800所
 ・昨年に引き続き、厳しい環境にある病院は調査対象外
 ・調査対象事業所数が約200減少しているが、これは母集団事業所が減少したため
3 調査の方法
 ・人事院と47都道府県・20政令指定都市・特別区及び和歌山市の69人事委員会が分担して実施
 ・調査員による実地調査を基本としつつ、必要に応じて対面によらない方法も活用
 ・調査員は約1100人、感染予防対策を徹底
4 調査の内容
 ① 賞与及び臨時給与の支給総額と毎月きまって支給する給与の支給総額
 ② 本年の給与改定等の状況(ベース改定、定期昇給、賞与の支給の状況など)
 ③ 諸手当の支給状況(家族手当、在宅勤務者に対する通勤手当※など)
 ④ 高齢者雇用施策の状況(一定年齢到達時に常勤従業員の給与を減額する仕組みなど)
 ※ただし、昨年行われた通勤手当の支給状況については、調査しないこととされた。

詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№701」を参照ください。

機関紙「自治労府職」2021年3月15日№700(定数配置・春闘要求ほか)

新型コロナ対策等で大幅増員

令和3(2021)年度定数配置計画、組織改正等が提示


 3月11日に府当局から「令和3年度職員定数配置計画」と「令和3年度組織改正 出先機関の内部組織の改正(案)の概要」等について、自治労府職に情報提供がありました。
 職員定数配置では、新型コロナウイルス対策関連の業務量増に対応して、保健医療室109人、ワクチン接種推進課20人、保健所12人、危機管理室14人と、全庁応援体制がなくても対応できるよう重点増員、児童虐待対応の強化では、子ども家庭センターに33人を増員するとしています。
 定数増減では104人増となりますが、港湾局の111人減は大阪市と統合した「大阪港湾局」の幹事団体が大阪市のため減員されており、当該の府職員は兼務である点で実質上はトータル200人超えの定数増となります。
 各支部には個別に説明が行われていますが、職場ごとの状況に応じて、労働条件に関わり組合員に負担を強いるなどの課題があれば、本部としてもその改善に向けて取り組んでいきます。

賃金、職場環境の改善訴え

2021年春季生活要求および職場環境改善等要求書を手交


 自治労府職(府費)は3月10日、知事あての「2021年春季生活要求および職場環境改善等要求書」を企画厚生課長に手交して、誠意ある回答を求めました。
 要求内容は各支部からの意見等集約ののち、賃金に関しては、自治労統一基準への最低賃金(初任給・非常勤報酬等)引き上げ、職場環境改善では、執務室内でのコロナ感染防止対策徹底や職員の健康保持に関する制度構築と改善など。
 今後の交渉等、要求実現に向け取り組みます。

詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№700」を参照ください。

 

機関紙「自治労府職」2021年3月1日№699(退職予定者集会ほか)

助け合い、支え合いを実践

府本部共済集会 団生抜本改正など議論

 自治労大阪府本部は2月19日に大阪市内で、府内各単組の役員・担当者を対象に共済集会を開き、自治労府職からも参加しました。集会では、組織内討議が行われてきた団体生命共済抜本改正(制度骨格案)や、共済推進方針と共済推進活動の強化のほか、府本部独自の団体生命共済補完制度の取り扱い等について、中央本部・府本部役員から説明がありました。
 この集会は、自治労共済大阪府支部の共済担当者研修会も兼ねており、新採加入に向けた取り組み提起や、自然災害に対する備え(自然災害共済)の重要性のほか、給付事務やコンプライアンス研修など実務面での研修も行われました。
 【団体生命共済抜本改正】自治労共済では、2022年6月の「団体生命共済抜本改正」実施に向けて、組織討議案を昨年4月に提起して以降、組織内討議が行われてきた。加入者の減少傾向が続くなか、制度維持のための一律掛金から男女別掛金体系への変更等に対しては、討議期間の短さや、体系見直しに伴う高齢層の掛金引き上げ内容等に、全国から厳しい指摘や見直し論が出されていた。
 このほど確認された「制度骨格案」は、①掛金体系の変更(男女別・年齢群団別掛金)、②退職後85歳まで継続加入できる制度構築、③保証内容の充実(がん診断共済金複数回払い)、④掛金引き上げへの経過措置、⑤単組事務負担の軽減、が盛り込まれ、本年4月には制度改正案として決定される。

団体生命共済等加入拡大へ取り組み強化

 自治労共済は組合員の助け合い、支え合いを理念に、自治労のスケールメリットを生かした各種共済制度を運用しています。昨今の組合員の減少等が共済制度の維持・存続にも影響し、団生では若年層の未加入状況が制度維持の課題となっています。

自治労本部書記長  次期参院選

鬼木まことさんを擁立 組合員・現場の声を国政へ

 府本部共済集会では、1月に開かれた自治労第159回中央委員会で次期参議院選挙(2022年)に組織内候補として擁立することを決めた、中央本部の鬼木誠書記長がリモートで来賓あいさつし、共済活動のさらなる取り組み強化とともに、国会の場で自治労の現場、組合員の声を直接訴え、公務・公共サービス拡充にむけて奮闘する決意が語られました。
 コロナ禍にあってソーシャルワーカーとして全国で奮闘する医療、公務・公共サービスに従事する組合員は、長引く状況のなか、人員不足等によっても疲弊しており、現場の声を国会の場で訴え改善を求めることは、住民・組合員の生活と命を守る自治労の至上命題であり、自治労府職としても鬼木まことさんの必勝に向けて自治労に結集して取り組みます。



退職時の諸手続き忘れずに

退職予定者休集会を開催

長年の組合へのご支援に感謝

 自治労府職は2月24日にエル・おおさかで、今年度末定年等で退職される組合員を対象
に、新型コロナウイルス感染防止対策のうえ退職予定者集会を開きました。
 コロナ禍にあって、会場参加ではなく資料配布のみの組合員もありましたが会場では、退職金、健康保険と介護保険、公的年金制度のほか、自治労共済等の退職後の取り扱いなどを説明しました。
 例年、退職金・年金等の説明も担う大西委員長は主催者として「諸先輩方のこの間の自治労府職へのご支援、ご協力に感謝します。再任用制度の改善や定年延長の課題など、さらに取り組みを強めます」と訴え、現退一致の取り組みの重要性とその活動軸となる退職者会への結集も訴えました。


詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№699」を参照ください。


機関紙「自治労府職」2021年2月3日№698(第105回定期大会・春闘方針)

 感染防止対策講じて第105回定期大会を開催

コロナに負けず、取り組み強化

 

 自治労府職は12月18日、エル・おおさかで第105回定期大会を開き、2020年度の経過報告等を承認するとともに、2021年度の運動方針案・予算案・各種役員の選出など、すべての議案を全会一致で可決・決定しました。

 コロナ禍で行われた大会は、来賓への案内自粛、感染防止対策のため代議員の人数制限や会場内での三密を避ける配席とともに、議事日程についても短時間で行うなど、例年とは異なる大会運営となりましたが、方針討論では3人の代議員から発言があり、本部方針を補強するとともに、取り組みの強化を訴えるなど、活発な議論が交わされました。


2021春闘 誰もが希望を持てる社会を実現!

安心・安全に働ける環境整備と「底上げ」「底支え」「格差是正」で!


 新型コロナウイルス感染拡大は、2度目の緊急事態宣言が発せられるなど、社会に大きな影響を与えています。労働環境も然り、雇用不安や賃金抑制など労働者の生活を脅かすものです。春闘に結集しながら、労働者の生活と諸権利を守る取り組みに、ぜひご参加ください。
 自治労ストライキ批准投票に取り組んでいます。2月12日(金)投開票日。組合員の皆さんのご協力を、よろしくお願いいたします。

※自治労府職2021春闘方針ほか詳細は、職場に配布している機関紙「自治労府職№698」を参照ください。

【府労連ニュース2020№10 2021.1.25】(秋季年末闘争最終交渉)

2020秋季年末闘争

通勤手当、旅費関係要求が大きく前進

月途中異動・採用、電動車椅子等、災害迂回通勤に道開く 


 2020秋季年末闘争は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で府人事委員会勧告・報告の日程が例年より大幅に遅れたことに加え、1月14日から再び緊急事態宣言が発令されたことを受け、夏期闘争と同様に従来のスタイルを一新した形での取り組みとなりました。
 12月7日提出の要求書に基づき三役中心の事務折衝を重ね、1月25日には総務部長との団体交渉に臨み、最終回答を受理しました。
 府労連は、労使慣行、人事委員会勧告、通勤手当の改善などの回答を受けて三役会議を開催し、今季闘争の到達点と継続課題を整理して闘争を終結するとの見解を取りまとめ、職場論議に付すこととしました。
 1月28日開催予定の第4回中央委員会で態度決定を行います。
 以下は今季闘争での成果と府労連の考え。

制度充実にむけ人事委員会要請も


【通勤手当①】月途中異動等となった職員への通勤費用負担額の支給
 「新型コロナウイルス感染症対策対応に伴う月途中異動等については、2020年4月に遡及し、通勤費負担額を旅費により支給」との回答を得た。4月遡及実施とし、国・他府県で例を見ない内容であり評価する。なお、「コロナ対応に伴うもの」と限定することは、適用の可否について所属に混乱をもたらすおそれがあることから、より柔軟な対応となるよう、府人事委員会への要請を行う。

【通勤手当②】月途中採用となった職員への通勤手当の支給
 「公務上の都合による臨時・緊急的な月途中採用については、2021年4月から採用月の通勤手当を日割りにより支給」との回答を得た。内容は現在、臨時的任用職員に適用されているものと同様で、公共交通機関の乗車に係るものは定期券代等の日割りにより支給される。
これも、国・他府県で例を見ない内容であり評価する。なお、説明では本人都合によるものは基本的に除外としており、やむを得ない事由も存在するとの認識から、この点も柔軟な対応となるよう、府人事委員会への要請を行う。

【通勤手当③】電動車椅子等を手当の支給対象交通用具に含める
 「電動車椅子等を1㎞以上使用する場合は、2021年4月から通勤手当の支給対象となる交通用具に含める」との回答を得た。車椅子への通勤手当支給は、京都市をはじめごく僅かな自治体にしかない制度であり評価する。一方、身体障がいを有する職員が使用する他の交通用具との取り扱いが異なる点は、今後とも協議を求めるとともに府人事委員会への要請を行う。
 なお、「交通用具使用に係る障がい者区分(加算措置)は2021年4月から廃止」との回答による提案があった。1992秋季年末闘争で実現した内容だが、2015年に人事委員会が「廃止に向けた検討」を意見で求めていた。
 府労連は要求当時の理屈としていた自動車等の燃費がこの30年の間に向上している等の理由から、回答はやむを得ないものと判断する。

【通勤手当④】迂回経路で通勤する職員への通勤費用負担額の支給
 「災害等の発生により、通勤手当上の経路と異なる経路により通勤した場合については、2020年4月に遡及し、通勤費用負担額を旅費により支給」との回答を得た。数県で先行して制度化されているが、2020夏季闘争からの要求を4月遡及実施することを評価する。

【新型コロナ感染症防止対策】具体的取組みの周知徹底
 「所属において実効性が上がるよう具体的取組みについて周知徹底を図る」との回答を得た。公務は民間と比較してテレワークに馴染みにくく、職場における予防対策を徹底して行う必要があると考える。具体的取り組みは、細部協議により説明を求めることとした。

【治療と仕事の両立支援】フレックスタイム制度の導入検討
 「柔軟な勤務が可能となるよう、フレックスタイム制度の導入について検討」との回答を得た。検討段階であり、2021夏季闘争以降に協議を行う。

■到達点確認しさらなる強化を
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、日本経済に大きな打撃を与えており、雇用情勢を悪化させている。このことは率直に認めながらも、府労連は今季積み残しとなった「給与改善」「総合的な人事制度の構築」「人事評価制度の給与反映問題」をはじめとした重点要求の前進にむけ、改めて2021夏季闘争で最優先に取り組む決意である。
 各単組・組合員には、闘争結果を踏まえた意見集約と、引き続く府労連への結集をお願いする。

詳細は、職場に配布する「府労連ニュース2020№10」を参照ください。

【府労連ニュース2020№9 2021.1.18】(秋季年末闘争経過)

 秋季年末闘争ヤマ場1/25 切実な要求の実現迫る

最終回答に向け鋭意交渉中


 府労連は12月4日に開催した第3回中央委員会の決定に基づき、12月7日に秋季年末要求・要望書を大阪府当局に提出しました。交渉期間は2月府議会を意識しつつ1月25日を最終回答日と設定し、現在も折衝を重ねています。今月は14日に企画厚生課長事務折衝、18日に第2回団体交渉(企画厚生課長交渉)を実施する予定でしたが、14日には大阪府にも新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が発出されたため、事務折衝を延期し団体交渉を事務折衝に切り替えることとしました。以降は人事局長事務折衝をはさみ、最終回答を受ける方向で大阪府当局との調整を行っています。
 府労連はこの間の事務折衝で、特に下記の要求課題を中心にやり取りを行ってきました。最終回答に向けて引き続き府当局に要求実現を迫ります。秋季年末闘争は夏季闘争と同様、緊急事態宣言下若しくは同等の状態での交渉日程となったため、闘争委員及び職場代表者への経過説明が困難な状況となっていますが、各単組でのさらなる意思統一をお願いします。
【主な要求課題】
①再任用職員の給与改善、②会計年度任用職員制度の適正運用、③他府県在勤者の給与改善、
④職務段階別加算の改善、⑤月途中異動等に係る通勤手当の追給、⑥車イス利用者に係る通勤手当の支給、⑦災害発生時の迂回旅費、⑧試し勤務時における給与支払い、⑨短時間勤務制度の導入など、⑩新型コロナウイルス感染症の感染防止対策、⑪年休取得促進

詳しくは職場に配布する「府労連ニュース2020№9 2021.1.18」を参照ください。