府人事委員会と意見交換
職員のがんばりに報いる勧告を要請
職場実態訴え改善求める
府労連は7月20日、大阪府人事委員会に「2021年大阪府人事委員会の給与勧告等に関する要請書」を提出するとともに人事委員との意見交換を行い、今秋の府人事委員会勧告での府労連要求の反映を求めました。
人事委員長からは「勧告作業は概ね例年どおり、スケジュール的にも例年どおり行っていきたい。本日の要請に対する最終的な見解は勧告・意見で明らかにする」との発言がありました。
《2021年大阪府人事委員会の勧告等に関する要請項目》
1.給与勧告及び給与制度
(1) 給与勧告制度の基本的考え方
① 大阪府人事委員会勧告を尊重するよう、大阪府に対し強く意見表明すること。
(2) 月例給
① 独自給料表を抜本的に改善すること。
② 公民較差を精確に把握し、人事委員会制度の本旨に基づき勧告すること。なお、「役職の対応関係」を総務省ガイドラインに戻し、公民比較を行うこと。
③ 国で措置されている俸給表に準じ、給料表の新設を勧告すること。
④ 初任給及び若年層の給料月額の引上げを勧告すること。
⑤ 再任用職員の給料月額の引上げ及び定年前職員と同様とする諸手当の措置を勧告すること。
⑥ 他府県に勤務する職員に係る地域手当支給割合の引上げを勧告すること。
(3) 一時金
職務段階別加算に係る年齢要件等の撤廃を勧告すること。
2.人事制度
(1) 総合的人事制度の構築に係る意見を要請する。
(2) 中長期的視点に立った採用と人材育成に係る意見を要請する。
(3) 人事評価制度に対し、地方公務員法第23条の4に基づく勧告を要請する。
(4) 高齢期職員の雇用について、定年延長課題を含めた意見を要請する。
3.ワーク・ライフ・バランスの推進、働き方改革の推進
(1) 労働時間の適正な把握と時間外労働の縮減について、大阪府が実効ある対策に取り組むよう更なる意見を要請する。
(2) 休暇・休業制度等について、大阪府が実効ある対策に取り組むよう更なる意見を要請する。
4.非常勤職員の処遇
非常勤職員が意欲を持って勤務することができる勤務条件の整備に係る意見を要請する。
5.福利厚生
地方公務員法を順守し、「厚生制度に係る計画の樹立と実施」するよう意見表明を要請する。
職場の実態を各単組から訴え
各単組からは、長時間勤務の実態、ICT導入に係る業務負担、宿泊を伴う学習に係る旅費(食費相当分)の自己負担、他府県均衡に基づく給料表の整備と2・3級滞留問題、コロナ禍での応援業務の実態などを訴え改善を求めました。
各人事委員からは、「主張のあった点は検討する」「長年の課題でも改善すべき点は模索していきたい」との発言がありました。
府労連は今後、人事院・人事委員会勧告に注視しつつ、秋季年末闘争準備に入ります。
※詳細は、職場に配布している機関紙「府労連ニュース№4 2021.7.21」を参照ください。