府人事委員会に要請
精確な公民較差の把握と勧告を
府労連は7月31日、大阪府人事委員会との意見交換の場で、「2017年大阪府人事委員会の給与勧告等に関する要請書」を提出して、今秋の府人事委員会勧告での府労連要求の反映を求めました。栗原人事委員長は「本年はより早い段階で職員団体の意見を聴取することとした。職員のおかれている実情・実態を把握するため、忌憚のない意見を伺いたい」との考えを示しました。
意見交換では、石田府労連執行委員長がこれまでの勧告について、府人事委員会の職責を全うされていることに敬意を表した上で、「人勧制度は労働基本権剥奪の代償措置であり、労働条件改善のほぼ唯一の機会。私たちは、給与勧告がプラスでもマイナスでも完全実施すべきとのスタンスを堅持している。是非とも精確な勧告をお願いしたい。また、趣旨目的に反した知事部局の人事評価制度、知識・技能の伝承を万全なものにする計画的な職員採用、教員の多忙化解消等について更なる指摘を頂きたい」と要請しました。
各項目については下記のとおり、大西書記長から説明、要請しました。
①再任用職員の給与等
夏季闘争で府当局から説明のあった再任用制度の見直しについて、今後の府の動向に十分に注視すること。また、総務省の調査資料を示し、いかに府の再任用職員の給料月額が低額・低位に置かれているかを説明し、改善に向けた勧告・意見を要請した。②獣医師職の処遇
採用人数が募集定員に達しない状況、若年層の退職者が顕著であることを説明し、他府県の例にならい、初任給調整手当の支給をはじめとした多様な観点からの意見を要請した。③総合的人事制度の構築
「大阪府版給与制度改革」は、がんばって結果を残しても、制度の狭間にいる職員や、職種により昇任機会のない職員には、何の魅力もない制度であることを主張。「がんばった職員」が上位の職階に位置付けられる職員ではなく、職員全体のモチベーション向上に寄与する人事制度の構築が必要であり、多様な観点からの検討と勧告等における対応を要請した。④人事評価制度
知事部局の「相対評価」は、「職員の資質、能力及び執務意欲の向上を図る」とする人事評価制度の趣旨・目的に逆行する制度であることを主張。現行制度は、職員の誇りと意欲を奪い去る制度であり、毅然とした対応を求めた。⑤非常勤職員の処遇
小中学校臨時講師の処遇改善は、マスコミでもクローズアップされている現状から、均等待遇をはかるべく、意見を求めた。また、地方公務員法等の改正で、2020年度から導入予定の「会計年度任用職員制度」について、早急な労使協議を行う観点から、論議促進に向けた意見を要請した。
また、府労連三役全員から、「総合的人事制度」「人事評価制度」「知識・技能の伝承問題」「公民比較のあり方」「時間外勤務の縮減」等について職場実態を交えて意見を述べました。
府労連は、これらの課題について引き続き人事委員会対策を強め、秋季年末闘争に結び付けたいと考えています。府労連組合員のさらなる結集をお願いします。
※詳細は職場に配布している機関紙「府労連ニュース2017№6」(2017.7.31)を参照ください。



